【理学療法士推奨】セルフメンテナンスについての考え方とオススメの方法

PTグッチ
PTグッチ

ある程度辛い症状を自分で対処できれば最高だと思っているPTグッチです。

「セルフメンテナンス」が大事だよということを記事内でお伝えしていますが、「セルフメンテナンス」ってどういうこと?どうすればいいの?という事について僕の考えをお伝えします。

セルフメンテナンスについて

PTグッチが推奨する「セルフメンテナンス」というのはザックリ言うと、

「身体の痛い場所をできるだけ自分で改善できるようになるといいですね」という事です。熱を持ったら冷やしたり、身体が痛かったら温めるなど自然と対処できるものとほぼ同じ考えです。

もちろんできることとできないことはありますが、身体に関する知識が少しでも付けば今まででたらめにやっていた筋トレや柔軟体操も適切に実施できるようになります。

そうすることで普段の身体の調子や状態にもっと関心を持てるようになります。痛みや不調を放っておかずにできることをやっておけば身体も楽になるし、生活の質も上がります。

知識は自分の身を助ける

「芸は身を助く」という言葉があるように知っていることで避けられる悪いことって結構あります。

知っていれば対処できることも、無知だとなすがまま(例えば運動のやり過ぎなど)身体にダメージを貯め込んでしまう恐れもあります。

もちろん、「プロの知識を身に付けろ」という風に言っているワケではありません。知識は僕のブログを読んでもらい運動に対するハードルを下げ、快適な生活を送ってもらいたいと思います。

なるべくお金をかけずに対処できた方が絶対いい

例えば、肩こりがクセになっていて調子が悪いとすぐに整体に行くというルーティーンが出来上がっているとします。もしこれが自分の力で少しでも症状を改善・もしくは軽くすることができたらどうですか?

頭痛が慢性化していて調子が悪いと仕事も手に付かなくなるという症状があったとして、日頃の軽い運動習慣を付けることでそれらが解消される・軽減されるとしたらそちらの方がいいですよね?

お金をかければ整体に毎日でも通えるのは間違いありません。でも、そんなに自由に使えるお金ってそんなにないですよね?この問題は誰でも抱えている問題です。

「無知はコスト」という言葉もあって、持っている知識を活用できないと無駄なお金がかかってしまう(必要な場合はしっかり投資するのは大事なこと)場合もあるので状況に応じて使い分けしたいですね。

セルフメンテナンスは大きく大別して3つ

僕が推奨している「セルフメンテナンス」は運動や柔軟ができる状態に整える「安静」をベースとして考えています。

身体に自己治癒力というものが備わっています。時にはその自己治癒力が発揮されないくらいダメージを受けてしまう場合もあります。まずは回復ができる状態に戻すことが第一選択です。

しかしながら、この「安静」は中々理解できない人が多いのも事実。臨床の現場ではみんながみんな「早く治したい!!」という気持ちが強すぎてがむしゃらに運動(ストレッチや無理な負荷などを好んでかけたがります)する人が多いのですが、

安静は運動と同じくらい大事

と伝えてます。

理由は前述した「身体を治す機能を発揮させる土壌を整えるため」。くたびれたり痛みのある身体では運動に耐えられる器が整っていないんです。

「運動も薬と同じく用法・用量を守って正しく使いましょう」というのは僕の格言です。

そして、状態が整ってから行うのが以下

  • 物理療法
  • 柔軟体操
  • 運動療法

です。

1.物理療法

「安静」と同時期に行う場合が多いです。冷やしたり温めたりです。

炎症を抑え、冷えによる血行不良を改善させ老廃物や痛み物質の貯留を解消させるというのが主な目的です。

ちなみにこちらの物理療法は理学療法の一つなのですが、うんちくを一つ。理学療法の中に物理療法が含まれるのですが、これは看護業務(注射)のように行為自体を行うのに資格は必要ありません。

つまり誰でもできるセルフメンテナンスの一つということ。大抵のことは温めておけば改善する(炎症反応がある時は逆効果)ので是非活用したいですね

2.柔軟体操

ここで間違って欲しくないのは「ストレッチではない」ということ。便宜上ストレッチと表記せざるを得ないケースも僕の記事内でありますが、本当の意味で正しいのはこちらの「柔軟体操」です。

ストレッチをオススメしない理由はこちら。

正しいストレッチ(筋肉を延ばす方法)の仕方を理学療法士が教えます
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  • 痛みを感じない程度に延ばす
  • 軽く・ゆっくりと
  • 勢いは付けない

を守ってやれば身体に負担をかけずに行えると思います。いきなりは結果は出ません。焦らずに気長に行いましょう。

3.運動療法

僕ら理学療法士の真骨頂がこちらの運動療法です(大別するとマッサージや関節可動域訓練も入ります)。

スポーツで鍛えるような筋トレはジャンルが若干異なるので、僕の「セルフメンテナンス」の記事内では健康的に快適に生活できるだけの筋肉(柔軟性)の機能を引き出すと定義しておきます。

例えば肩こりなどの場合は筋肉がカチコチにこり固まっているので、「縮むが強すぎて緩まない」筋肉になっているということ。筋肉の機能は「過不足なく伸び縮みする」ものです。

従ってこの場合は緩められる筋肉の機能を働かせられるようにするのが運動療法の目的となります。

逆に腰痛などの場合は筋肉のバランスが崩れている場合が多いです(背筋は張っているけど、腹筋は働いていないなど)。特定の筋肉ばかりが番がっていることで張りが強くなっているのと、張りによって固定しているために力も抜けないし、入れて支えるべき弱い筋肉が働けない状態に陥っていることが多いです。

これらの筋肉や関節のバランスを整えることが僕ら理学療法士の仕事なのですが、それらを簡単な体操に置き換えて実施していただくのが「セルフメンテナンス」です。

本当に困る前に「プロ」に頼むという事も大事

僕ら日本人というのは我慢強い民族です。それは時に美徳かもしれませんが、我慢のしすぎは却って身体を壊す原因にもなります。

自分では頭痛だと思っていても実は肩こりかが原因だったとか、自律神経失調症が原因だったとか自分では判別・解明できないことも多々あります(場合によっては「うつ」だったなんてことも)。

知らないうちに症状が進行し過ぎて治すまでに多大な時間や費用がかかってしまうなんてことは避けたいですよね。

セルフメンテナンスで改善できる部分は自分で行い、それでも改善しない悪化したという場合には速やかに医療機関を受診するというクセを付けておけば大事になることは少ないでしょう。

まとめ

「セルフメンテナンス」に関しての僕の見解をお話してきました。

デスクワーク・在宅ワークが増えてきている今、自分でできることや自分に対しての扱いを今一度見直して見て欲しいと思います。

日頃の不調に悩まされずに快適に生活や仕事をするためにちょっとしたことから運動や柔軟を始めていってもらえれば幸いです。

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