
「寝ている時は無防備」がモットーのPTグッチです。
朝、目覚めた瞬間から首や肩が重く、まるで押し付けられているような痛みを感じていませんか?
その原因は、長年使っている枕にあるかもしれません。
この記事では、長年の肩こりの根本原因を解き明かし、あなたにフィットする枕を見つけるための情報をお届けします。
肩の痛みから解放され、毎朝スッキリと目覚められる未来が待っているかもしれません。
なぜ肩こりに? 枕が合わないサインと原因をチェック

長年悩まされている肩こり、その原因は意外にも身近な枕かもしれません。
ここでは、あなたの枕が肩こりの元凶になっているかどうかを見極める方法を解説していきます。
毎朝の身体の状態、日中の姿勢、そして枕そのものの形状など、あらゆる角度からチェックし総合的に判断していきましょう。
朝起きた時の症状は?枕のチェックポイント
朝起きた時に、首や肩に重さや痛みを感じるなら、それは枕がSOSを出しているサインかもしれません。
普段の姿勢で以下のような症状がないかチェックしてみましょう。
- 首が前のめりになっているような、不自然な感覚
- 肩が常に硬く、緊張しているような感覚
- 身体が思うように動かず、寝返りがスムーズに打てない
- 頭痛や、吐き気を伴う不快感
これらの症状が複数当てはまる場合、枕が肩や首に過剰な負担をかけている可能性が高いと考えられます。
姿勢・形状から原因をチェック
普段何気なく使っている枕の形状や、寝ている時の姿勢にも目を向けてみましょう。
- 枕が高すぎて首が不自然に折れ曲がっている、または低すぎて頭が沈み込んでいる
- 柔らかすぎる枕、あるいは硬すぎる枕
- 枕の形状が首の自然なカーブにフィットせず、違和感がある
- 仰向けで寝ると、顎が天井を向きすぎている、または胸元に近づきすぎている
- 横向きで寝ると、首が不自然に傾いている
これらの状態に一つでも当てはまるなら、枕が肩こりの原因になっている可能性があります。
枕の高さや形状が、あなたの首や肩に知らず知らずのうちに負担を強いているのかもしれません。
枕だけじゃない? 肩こりの原因となる3つの要因

肩こりの原因は、枕だけではありません。
ここでは姿勢の悪さ、長時間のデスクワーク、そしてストレスなど、肩こりを引き起こす3つの要因について解説していきます。
これらの要因を理解し、日々の生活に取り入れられる肩こり対策を見つけていきましょう。
デスクワークの姿勢が原因?
長時間のデスクワークは、肩や首に大きな負担をかけています。
特に、背中が丸まった猫背や、モニターに近づきすぎる前かがみの姿勢は、肩こりの大きな原因となります。
- モニターの位置が低すぎて下を向いたまま作業している、または高すぎて肩がすくんでいる
- キーボードやマウスが遠く、腕を伸ばしきって操作している
- 椅子に浅く腰掛け、背もたれを全く使っていない
- 何時間も同じ姿勢で作業している
このような状態が続くと、肩や首の筋肉は悲鳴を上げ、血行が悪化し肩こりを慢性化させてしまうのです。
ストレスも肩こりの原因に?
ストレスは、自律神経のバランスを崩し筋肉を緊張させる原因となります。
仕事や人間関係からくる精神的なストレスだけでなく、寒さや暑さといった物理的なストレスも肩こりを引き起こします。
- 仕事や人間関係の悩みが頭から離れない
- 常に時間に追われ、焦燥感に駆られる
- 睡眠不足が慢性化している
- 冷え性で手足が冷たい
これらの状態に心当たりがあるなら、ストレスがあなたの肩を重くしているのかもしれません。
姿勢の悪さも肩こりの原因?
猫背や、腰が反った反り腰などの悪い姿勢は肩や首にアンバランスな負担をかけ肩こりを悪化させる原因となります。
- 立っている時に、肩が内側に巻き込まれている
- 座っている時に、背中が丸まっている
- 歩いている時に、顎が前に突き出ている
これらの状態に当てはまる場合は、日頃の姿勢が肩こりの根本原因となっている可能性があります。
もう枕選びで失敗しない! 自分に合った枕を見つける5つの秘訣
「今度こそ、自分にぴったりの枕を見つけたい!」そう願うあなたのために、体型・寝姿勢・首のカーブなど、自分に合った枕を選ぶための具体的なポイントを伝授します。
枕の高さ、素材、形状…それぞれの選び方を詳しく見ていきましょう。
体型に合った枕の選び方
体型によって、適切な枕の高さや形状は異なります。
一般的に、がっしりとした体格の方は高めの枕、華奢な方は低めの枕がオススメです。
- 肩幅の広い方: 高めの枕を選び、肩全体をしっかりと支えることで、首への負担を軽減しましょう。
- なで肩の方: 低めの枕を選び、首への圧迫感をなくし、リラックスした状態を保ちましょう。
- 首の長い方: 厚みのある枕を選び、首とマットレスの間にできる隙間を埋めることで、首を安定させましょう。
自分の体型に合った枕を選ぶことは、首や肩への負担を最小限に抑え快適な睡眠への第一歩となります。
寝姿勢に合った枕の選び方
寝ている時の姿勢によって、最適な枕の高さや形状は変わってきます。
- 仰向け寝: 低めの枕を選び、首の自然なカーブをキープ。首が反りすぎたり、曲がりすぎたりしないように注意しましょう。
- 横向き寝: 高めの枕を選び、肩と首のラインが一直線になるように調整。首が不自然に傾かないようにサポートしましょう。
- うつ伏せ寝: 呼吸がしづらく、首にも大きな負担がかかるため、できる限り避けましょう。どうしてもやめられない場合は、できるだけ低い枕を選ぶか、枕なしで寝るようにしましょう。
寝姿勢に合った枕を選ぶことで、首や肩への負担を軽減し、質の高い睡眠を手に入れることができます。
首のカーブに合った枕の選び方
首のカーブは人それぞれ異なります。自分の首のカーブにぴったりの枕を選ぶことは、首への負担を減らし、肩こりを予防する上で非常に重要です。
- 首のカーブが深い方: 首をしっかりと支える、くぼみのある枕がオススメです。首の隙間を埋めることで、安定感が増し、首への負担を軽減できます。
- 首のカーブが浅い方: 首への圧迫感を軽減する、フラットな枕を選びましょう。首が反りすぎないように、高さを調整することがポイントです。
最近では、首のカーブを専門的に計測してくれるサービスやオーダーメイド枕を作るお店も増えています。
僕は2度の追突をされてから全国の店舗でお仕立て・調整・アフターメンテナンス。オーダーメイド【マイまくら】を利用しています。
オーダーメイドの一番いい所はメンテナンスフリーなところ。
季節や体調に合わせて何度でも調整が可能というのがいいですよ。
詳しくはマイ枕はメンテナンスして自分に合った形で使おう。合わないと不調の原因にを参考にしてください。
高さ・素材・形状の選び方
枕の高さ・素材・形状は、睡眠の質を左右する重要な要素です。
それぞれの特徴をしっかり理解し、自分にとってベストな枕を選びましょう。
- 高さ: 高すぎる枕は首を圧迫し、低すぎる枕は肩こりの原因になります。寝姿勢に合わせて高さを調整できる枕を選ぶのがおすすめです。
- 素材: 羽毛、そばがら、低反発ウレタンなど、様々な素材があります。通気性、吸湿性、耐久性など、素材によって特徴が異なるので、自分の好みに合わせて選びましょう。
- 形状: ストレートネック対応、肩を包み込む形状、高さ調整機能付きなど、様々な形状があります。自分の体型や寝姿勢に合わせて、最適な形状を選びましょう。
要素 | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
高さ | 高め、低め、調整可能 | 首や肩へのフィット感 | 合わないと肩こり悪化 |
素材 | 羽毛、そばがら、低反発ウレタン | 通気性、吸湿性、耐久性 | アレルギー、手入れのしやすさ |
形状 | ストレートネック対応、肩を包む | 首や肩へのサポート | 寝返りのしやすさ、圧迫感 |
【寝姿勢別】肩こり解消! 枕の選び方:仰向け寝、横向き寝、うつ伏せ寝

寝姿勢によって最適な枕は異なります。
ここでは、仰向け寝、横向き寝…それぞれの寝姿勢に合わせた枕選びの秘訣を伝授します。
仰向け寝に最適な枕の選び方
仰向けで眠るあなたは、首の自然なカーブを優しく支える枕を選びましょう。
低めの枕を選び、首とマットレスの間にできる隙間を埋めるように意識することが大切です。
- 枕の高さは、およそ3〜5cmが目安です。
- 首を優しく支える、くぼみのある形状がおすすめです。
- 柔らかすぎず、適度な硬さのある素材を選びましょう。
横向き寝に最適な枕の選び方
横向きで眠るあなたは、肩と首のラインが一直線になるように、高めの枕を選びましょう。
- 枕の高さは、自分の肩幅に合わせて微調整しましょう。
- 肩を圧迫しないように、肩口がゆるやかにカーブした形状がおすすめです。
- 横向き寝専用の枕も多数販売されています。
肩こり対策におすすめ枕5選! 専門家が選び方のポイントを解説
数多くの枕の中から、どれを選べば良いか迷っているあなたへ。
ここでは、理学療法士でもある僕、身体の専門家がオススメする肩こり対策の枕を徹底比較します。
理学療法士が薦める枕:選び方とオススメ
理学療法士は、身体の機能回復をサポートするプロフェッショナルです。
理学療法士の僕がオススメする枕は、首や肩の筋肉をリラックスさせ安眠を促進する効果が期待できるものが中心です。
- ポイント: 筋肉を圧迫しない優しい素材、優れた通気性、そして清潔さをキープできる素材。そしてなにより、隙間が空いていると身体に力が入ってしまうので、隙間が空かないタイプの枕が一番と考えます。
タイプ別!おすすめ肩こり対策枕
様々なタイプがある、オススメの肩こり対策枕をご紹介します。
- ストレートネック対応枕: 首のカーブを力強くサポートし、首への負担を軽減。
- 高さ調整機能付き枕: 自分の体型に合わせて、枕の高さをミリ単位で微調整可能。
- 低反発ウレタン枕: 首や肩の筋肉を包み込むように優しくサポート。
- そばがら枕: 優れた通気性と吸湿性で、寝汗をかいてもサラッと快適。
- パイプ枕: 高さ調整が自由自在で、いつでも清潔さをキープ。
枕のタイプ | 特徴 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
ストレートネック対応 | 首のカーブをサポート | 首への負担軽減 | 寝返りがしにくい |
高さ調整機能付き | 高さ調整可能 | 体型に合わせられる | 調整が面倒 |
低反発ウレタン | 首や肩を優しくサポート | リラックス効果 | 通気性が悪い |
そばがら | 通気性、吸湿性に優れる | 夏でも快適 | 硬め、音が気になる |
パイプ | 高さ調整が簡単、清潔 | 手入れが楽 | 硬め |
僕も自宅で使うのみならず、温泉旅館に泊まる際は愛用の枕を持参するようにしています。
「枕が変わると寝れない」と言っていた人の意見を「そんな馬鹿な」と鼻で笑っていた自分を殴ってやりたい…。
旅先ではマットレスや枕などの睡眠環境がガラッとかわりますからね。
旅先で疲れたりもするのでできるだけいつもの状態をキープするようにしています。
枕と合わせて効果UP! 簡単ストレッチ&エクササイズで肩こり解消
肩こり解消の秘訣は、もちろん枕だけではありません。
僕の本領であるセルフケアのストレッチやエクササイズを組み合わせることで、相乗効果が期待できます。
ここでは、肩こりを和らげる簡単ストレッチ&エクササイズをご紹介します。
寝る前にできる簡単ストレッチ
寝る前に簡単なストレッチを行うことで、筋肉の緊張がほぐれ、血行が促進されます。
- 首のストレッチ:首をゆっくりと前後左右に倒し、筋肉を優しく伸ばしましょう。
- 肩のストレッチ:肩を大きく回し、肩甲骨を意識しながら動かしましょう。
- 背中のストレッチ:両手を高く上げ、体を左右にゆっくりと倒しましょう。
これらのストレッチを、各10回程度繰り返しましょう。
デスクワーク中にできる肩こり解消エクササイズ
休憩時間などに、デスクワーク中にできる肩こり解消エクササイズを取り入れましょう。
- 肩甲骨を寄せる:両手を後ろに組み、肩甲骨をギュッと寄せるように意識しましょう。
- 首を回す:首をゆっくりと回し、首の筋肉をほぐしましょう。
- 腕を回す:腕を大きく回し、肩の血行を促進しましょう。
これらのエクササイズを、各10回程度繰り返しましょう。
枕とストレッチで肩こり改善
枕とストレッチは、肩こり改善のための組み合わせです。
寝る前にストレッチで筋肉をほぐし、自分に合った枕で眠ることでより深い睡眠を得ることができ肩こりの改善効果も高まりますよ。
枕を長持ちさせる! 正しいメンテナンス方法と買い替え時期の目安
せっかく高いお金を出してオーダメイドの枕を購入しても、メンテナンスを怠ると寿命が短くなってしまいます。
ここでは、枕を長持ちさせるためのケア方法、お手入れ方法、そして買い替え時期の目安を伝授します。
枕の洗濯方法:素材別に解説
枕の洗濯方法は、素材によって異なります。洗濯表示を必ず確認し、適切な方法で洗濯しましょう。
- 羽毛枕: デリケートな素材なので、専門のクリーニング店に依頼するのがおすすめです。
- ポリエステル枕: 洗濯機で洗えるものが多いですが、洗濯ネットに入れて弱水流で洗いましょう。
- そばがら枕: 基本的に水洗いは避けて、風通しの良い場所で陰干ししましょう。
素材 | 洗濯方法 | 注意点 |
---|---|---|
羽毛 | クリーニング | 自宅での洗濯は避ける |
ポリエステル | 洗濯機 | 洗濯ネットを使用 |
そばがら | 不可 | 天日干し |
枕の買い替え時期は?目安を解説
枕の買い替え時期は、使用頻度や素材によって異なりますが一般的には1〜3年が目安です。
- 枕がぺたんこにへたってきた
- 枕にシミや汚れが目立つ
- 枕の臭いが気になる
- 寝心地が悪くなった
これらのサインが見られたら、買い替えを検討しましょう。
枕の寿命を延ばすお手入れ方法
日頃からこまめにお手入れを行うことで、枕をより長く快適に使うことができます。
- 枕カバーをこまめに洗濯する
- 枕を天日干しする(紫外線に注意)
- 枕を定期的に陰干しする
枕だけじゃない! 肩こり改善に効果的な寝具の組み合わせ
肩こり改善には、枕だけでなく総合的な寝具としてマットレスや掛け布団との相性も重要です。
ここでは、寝具同士の調和によって生まれる肩こり改善効果をご紹介します。
マットレスと枕の相性
マットレスと枕の相性が悪いと、首や肩に余計な負担がかかり肩こりを悪化させる可能性があります。
- 硬すぎるマットレス:首や肩が圧迫され、肩こりの原因になる
- 柔らかすぎるマットレス:体が沈み込み、不自然な姿勢になる
マットレスと枕は、セットで考えることが大切です。
掛け布団と枕の相性
掛け布団と枕の相性も、肩こりに影響を与えます。
- 厚すぎる敷布団:重たいと身体にまとわりつき寝返りが打ちにくくなる
- 薄すぎる敷布団:しっかり保温してくれないと寒さで筋肉が緊張する
敷布団の厚さや重さも考慮しましょう。
専門家のアドバイスを聞いてみよう:理学療法士に聞く、枕選びのポイント
「結局、どの枕を選べばいいの?」そんな悩みを抱えているあなたは、専門家のアドバイスに耳を傾けてみましょう。
ここでは、僕のように理学療法士の専門家がオススメする枕の選び方や、個別の相談方法をご紹介します。
お気軽に相談くださいね。問い合わせ先はこちら。
理学療法士が教える枕選びのコツ
理学療法士は、身体の機能回復をサポートする専門家なので、あなたの首や肩の筋肉の状態に合わせた枕を提案できます。
- 首や肩の筋肉の状態をチェックできます
- リラックスできる寝姿勢のコツを提案できます
- 適切なストレッチ方法を提案できます
まとめ:肩こり解消への第一歩! 今すぐできる枕選び
この記事では、肩こりの原因となる枕の選び方について解説しました。
自分に合った枕を見つけることは、肩こりの悩みから解放されるだけでなく、日々の睡眠の質を高めより快適な毎日を送るための第一歩です。
ぜひこの記事を参考に、あなたにとって最高の枕を見つけてください。
もし枕選びに迷ってしまったら、専門家への相談も検討してみましょう。
オススメはマイ枕の店舗に行って実際の寝姿勢でどこに負担がかかっているかを計測してもらう事です。
僕が自分のマイ枕を購入した時の流れについて載せておくので是非参考にしてみて下さいね。ストレートネックを治すのは枕選びが重要。マイ枕で痛みを抑えながら改善できた
枕選びから始める、快適な睡眠と肩こり解消
肩こりの原因が枕にあるかどうかを見極め、自分に合った枕を選ぶことは、肩こりから解放されるための第一歩です。
この記事でご紹介した情報を参考に、まずはご自身の枕を見直してみましょう。
- 朝起きた時の症状をもう一度チェックする
- 日中の姿勢を意識して見直す
- 枕の高さや素材を改めて確かめる
これらのポイントを意識することで、肩こりの原因を特定し、あなたにとって最適な枕を選ぶことができるはずです。
快適な睡眠で、肩こりのない毎日を
肩こりは、僕たちの日常生活に様々な悪影響を及ぼします。
集中力の低下、イライラの増加そして頭痛など。
しかし、自分に合った枕を選び、質の高い睡眠を手に入れることでこれらの症状を改善しより快適な毎日を送ることができますよ。
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