最近足が疲れる、足が痛い。「ひょっとして外反母趾!?」と思っている人に見て欲しいPTグッチです。
最近靴を履いてあれ?、歩いてあれ?なんだか親指が痛いなんて感じていませんか?
それもしかしたら外反母趾かも。
足の不安に対する症状とその治療法について理学療法士の僕が説明・紹介していきます。
- 足に異変を感じて来ている人
- 外反母趾と診断されている人
- 外反母趾の改善方法を知りたい人
外反母趾かもと思った時の6つのチェック項目
以下の項目を参照してください(あくまで個人的なポイントです、正しくは整形外科医に診断してもらてください)
- 足の裏にタコができる
- 親指が人差し指(第2指)の方向に曲がっている
- 靴などを履く際に当たって痛む
- 歩くと親指のでっぱりが当たって痛い
- 歩くのが辛くなってきた
- 足が疲れやすい
上記の項目に当てはまると外反母趾である可能性が高いです。
外反母趾は親指の変形とそれに伴う痛みが主症状
外反母趾とは親指が変形して骨がでっぱり靴にぶつかったり、足のアーチが崩れることで二次的に痛みや身体の不具合を感じる症状の事です。
全体重を支える根幹である足の機能が損なわれている状態なので、そのまま過ごしていると
- 頭痛
- 肩こり
- 腰痛
- めまい
- 疲れ
- むくみ
などの症状に悩まされる可能性も…。
この話をすると同じような治療者の方は「あーはいはい」と。患者さん側からは「えー!?そんなことあるの??」という反応が面白いほど分かれます。
ちなみにどうしてそんなことが起こるのか?については肩こりや腰痛の原因は痛いところにはない?関連痛は別の場所で起こるを参照してみてくださいね。
外反母趾の原因は「関節」
外反母趾は「骨の変形」というお話をしました。膝が変形すれば変形性膝関節症だし、股関節が変形すれば変形性股関節症と診断がつきます。
原因は様々ありますが、主に原因となるのが以下
- 合わない靴を履いている
- 偏平足がある
- 足のアーチ機能が低下している
合わない靴がなぜいけないのかというと靴の中で足が動くことで不安定性を生み、厚底だと足の指が使えない環境になり重心がかかと寄りになるなど色々な問題があります。
足の筋肉が衰えたり偏平足になると足のアーチ機能が低下しさらに不調を加速させることに…。
外反母趾を改善するには?
では、外反母趾を改善するにはどうしたら良いでしょうか?という質問をいただきます。
理学療法士的には以下のポイントに絞って運動療法を行います。
- 足の関節の柔軟性を改善・維持する
- 足のアーチを整える
- アーチの保持を担っている筋肉を鍛える
- インソールを使用する(アーチの補助)
ただし、上記は専門家が行うからこそ意味がある行為であることも。
外反母趾への理学療法(治療法)
外反母趾への治療法は手術のような大掛かりなものから運動や矯正サポーターを用いて治すものまで幅広くあります。
今回は運動(理学療法)で改善するための方法を教えます。
理学療法士的には以下のポイントに絞って運動療法を行います。
- 足の関節の柔軟性を改善・維持する
- 足のアーチを整える
- アーチの保持を担っている筋肉を鍛える
- インソールを使用する(アーチの補助)
足の骨(足根骨)を動かして柔軟性を改善・維持したり、足のアーチを整える運動はこちらで紹介しています。
また、インソールに関しては手軽に靴の中に入れるだけで対策できるのでオススメです。気になる方はデスクワークの足の疲れやむくみを改善!インソールで簡単お手軽オススメ対策を参照してください。
外反母趾を本気で改善したい人必見
本記事では外反母趾についてのみ記載しております。
もしもあなたが今外反母趾で悩んでいてセルフケアで改善したい(できれば自分のペースで家にいながらとか贅沢なことを希望しているのなら(笑))【現役・理学療法士推奨!】外反母趾を治したいなら、美母趾ラボがオススメ!その5つの理由もチェックしてください。
有益な情報をあなたにお届けします。
また、似たような症状で偏平足というものがあります(こちらは足を構成している足根骨のゆがみでアーチという形状が崩れてしまっている状態)。
そちらでも痛みや身体の不調、疲れやすさが現れることもあります。
まとめ
理学療法士が外反母趾だと思う症状とその治療方法(運動)について書いてきました。
足は身体全体を支えられる唯一の部位です。この足元のバランスが崩れることで様々な症状が出てきます。
足元を健康に保つためのポイント・運動をしっかり押さえて元気な足を維持していきましょう。
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