湿布の薬剤はかなり強いと聞いて驚いているPTグッチです。
デスクワークをしていると動くことが少ないのであちこちこってきますよね。
特に誰とも話さずに画面とずっと向き合っていると表情筋を使う事もないので、段々こってきます。
触ったら分かると思うんですが、顔って意外とこっているんですよ。
放置しておくと老け顔になってしまうので要注意。
肩や腰に湿布を貼るのはよくあることですが、顔の疲れに湿布を貼るとどうなるのかについて書いていきます。
デスクワークにおけるこりは顔だけじゃなく肩こりや頭痛にも影響する
デスクワークをしていると長時間の作業や画面を見続けることによって、顔の筋肉がこりやすくなります。
顔だけではなく、目の奥もズーンと重くなるのは目の奥の筋肉もこり固まってしまっているから。
また、そのストレスや疲労が血行を悪くすることにつながり、目の疲れ・頭痛・肩こりなどの症状として表れることがあります。
もちろん、座っていることで腰椎への負担もある事を忘れずに。
そもそも湿布は顔に貼っても大丈夫なの?
結論から言うと良くありません。
とうのも、湿布を貼ってはいけない場所として
- 目の周囲
- 粘膜
- 湿疹のある場所
- かぶれている場所
- 傷口
とされていて、顔には目や唇など粘膜が多く存在しており、さらには皮膚が肩や腰と比べても薄い事が挙げられます。
よくある顔に湿布を張りたくなるシチュエーション
- ぶつけた
- 歯痛
上記のように顔が腫れている、痛みがある時に湿布を張りたくなりますが基本急性期(炎症がある)時は湿布ではなく氷で冷やすのが第一選択です。
ぶつけた
転んで顔をぶつけたり漫画でケンカして翌日に湿布(のようなもの)を貼っているシーンを見たことがあると思います。
でもあれってばんそうこうだと思うんですよね。
歯痛
人が痛みに耐えられない場所として挙げられるのがこの歯痛です。
顔面に近いので神経が過敏になりやすいので痛みをよりダイレクトに感じやすいのが原因。
対策としては僕も親知らずを抜いた時(僕の場合は口腔外科で手術)は痛み止めを服用していました。
腫れに関してはもうどうしようもないので、ひたすら冷やしていました。
湿布を顔に貼ることで起こる副作用
湿布を張り過ぎたり、場所を間違えると以下のような副作用が出ます。
- 皮膚の炎症(かぶれ)
- アレルギーの(光線過敏症)
- 臓器障害
- 喘息
皮膚のかぶれはもちろんのこと、口にも近いので喘息の原因となったり、場合によっては臓器障害も引き起こすくらいのものです。
たかが湿布と侮ってはいけません。
簡単な顔のストレッチをご紹介
さて、ここでセルフケアについてのお話もします。
冒頭でも書いた取り顔や目などこってくると疲れも溜まりますし、作業効率も落ちてきてしまいます。
そこで簡単にできるセルフケアのご紹介。
顔(表情筋)のマッサージ法
こちらの動画は主に頬のこりを取るマッサージです。
フェイスラインが上がると表情が全然違って見えるから不思議。
顔を上下半分に分けるとアゴが半分くらいを占めます。
しゃべる時も口の動きって大事ですよね。
口元や下あごの状態を整えるマッサージです。
頭痛防止のマッサージ
目の周りの筋肉は常に緊張状態です。
だから、おでこをマッサージするとスッキリしますよ。
老け顔対策にもバッチリ。
意外と耳って大きな要素を持っています。
頭痛やめまいの原因が耳からってことよくあります。
耳を大きく動かしてあげるとスッキリしますよ。
目のストレッチ
言わずもがな目はデスクワークを問わず常にフル回転させていますよね。
目の奥の筋肉がこり固まると頭痛や吐き気などを引き起こす場合もあるので、こまめなケアが大事ですよ。
ケア用品などを組み合わせるとより負担が減るかも
湿布は基本顔には貼っちゃダメなんですが、はり・こりをどうにかしたいと思いますよね。
そんな時は基本温めるのが重要(ぶつけたなど炎症ある時は冷やしましょう)。
リモートワークの人や家でくつろぎながらケアしたいって人はこちら。
基本の入浴で全身を温めるという手もポイント。
そんな入浴剤は薬草入浴剤で血行改善。冷え性にはきざみ本薬湯薬がオススメがいいですよ。
まとめ
湿布は肩こりや腰痛の際によく使われますが、使い方や貼る場所に注意しないと思わぬ弊害が出るかもしれません。
湿布も「薬剤」なので用法用量をしっかり守って適切に使用したいですね。
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