関節には知られざる重要なことがいっぱいあります。その秘密を解説。PTグッチのリモート施術がなぜ効果的なのかの一端をお見せします。
最近身体の動きが鈍い、節々が痛いしこわばっているなんてことありませんか
それ「関節のサビ付き」が原因かもしれません。
多くの人は筋肉のことを中心に考えますが、我々の身体を支えているのは筋肉ではなく、「骨(骨格)」です。
その骨の継ぎ目が関節ですよね。土台が安定しないと筋肉も軽く動いてくれません。
今回はマッサージやストレッチでは改善しない理由と、関節がどれくらい重要な働きをしているのかと、関節ケアの方法についてご紹介します。
- セルフケアをしているけど思ったような効果を得られていない人
- セルフケアで悪化させてしまった人
- ストレッチやマッサージで効果をいまいち感じられない人
- 効果的にセルフケアを行いたい人
僕らの身体を支えているのは骨であり、関節
ストレッチやマッサージしてもセルフケアで効果を感じられない人は多くいます。
詳細はストレッチしても治らない!肩こりや腰痛でお悩みのあなたに理学療法士が教える改善方法とマッサージしても治らない!肩こりや腰痛でお悩みのあなたに理学療法士が教える改善方法の記事を見てもらえば理由が分かると思います。
そして、それは「関節ケア」ができていないからだと思います。
「骨」や「関節」は言わば土台。建物も基礎や土台がしっかりしていないと地震などで脆く崩れてしまいます。
そして、筋肉がどこに付いているのかというと骨に付いていますよね。つまり、骨と関節が安定しないと筋肉は機能十分にを発揮できないという事になります。
関節が正常に動かないことで起こる弊害について
関節・骨が正常に動かない場合というのは
- 変形
- 骨折
- 脱臼
の3つが大きく考えられることです。
後者2つは基本的にはない症状ですが、変形は意外とありふれた症状なので注意が必要です。
意外と身近にある骨の変形
骨の変形というと物騒に聞こえますが、意外と聞くと「あれ?これもそう??」ってなります。
- 猫背
- ストレートネック
- 外反母趾
- 偏平足
- O脚
- その他(リウマチによる指の変形など)
猫背やストレートネックは背骨の変形ですし、外反母趾は足指の変形、O脚は膝の変形です。
関節や骨の変形をそのままにしておいても筋肉痛のように放っておけば治るどころか、悪化の一途を辿ります。
ストレッチやマッサージといったセルフケアで効果を感じられない3つの理由
ストレッチで十分じゃないの??
マッサージでも十分セルフケアできるわ
ってきっと思っていることでしょう。
この項ではあなたのセルフケアで効果を感じられない(関節ケアをしないと効果半減)理由についてご紹介します。
その主な理由は以下。
- 関節の抵抗を取り除けていない
- 筋肉だけのケアでは不十分なため
- 筋肉が正常に働くには土台のケアがとても重要
理由1.関節の抵抗を取り除けていない
筋肉に対してのアプローチの方法は多岐に亘りますが、効果がいまいちなのは土台である関節(骨)に対してのアプローチができていないという事が挙げられます。
電気の抵抗のように電力が強くても途中で抵抗があれば、その力は100%発揮できませんよね。
まさに関節と筋肉の関係もこれと同じなんです。筋力が100%の力を発揮していても途中の関節がその力を正しく伝えることができなければ効率の良いパフォーマンスは得られません。
理由2.筋肉だけのケアでは不十分なため
ストレッチやマッサージは言わば力を伝える筋肉(力源)に対してのアプローチですが、それには限界があります。
せっかく動く力が強くなっても(発揮できても)抵抗が強ければ効果が半減します。
そして、関節の抵抗や引っ掛かりがあると筋肉が正常に働くこともできなくなってしまいます。
あなたも感じたことありませんか?歩いていて膝の関節の具合が何となく悪い時や動かしていて「パキッ」と音がして動きがスムーズになった経験。
もしくは、野球などでボールを投げる時肩慣らしのように少し動かしてから投げた方がすんなりスムーズに投げられた時など。
あれは、まさしくセルフケアによって意図せずに関節ケア(引っかかりの改善)ができた時です。
理由3.筋肉が正常に働くには土台のケアがとても重要
想像してみて下さい。思いっきり高く飛ぼうと思った時どうしますか?
しゃがんでから飛び上がるのが一番高く飛べると思います。
それは感覚的に自分の筋力が一番発揮しやすい(関節の)角度で運動を行うからです。
ちなみに、膝を延ばした状態で飛んでみて下さい。ほとんど飛べないと思います。
飛び上がるための筋力があってもその力を適切に伝えられないと飛べない(発揮できない)という好例ですね。
具体的な関節ケアの方法について
方法としては、大きく分けて4つ。
- 関節面を平行にズラす(glide)
- 関節面を引き離す(distruction)
- 関節面を近づける(close)
- 関節面を回す(spin)
ひとくちに「関節ケア」と言ってもストレッチやマッサージしか基本的に普通の人はやったことがないと思います。
なので、動画で図解したものがありますのでそちらを参考にしてみて下さい。
以下はショート動画です(現時点では埋め込みできないようなのでリンク表示です)
図解では両手でやりやすい膝を例にとっていますが、肩や腰の関節でも有効です。
あなたがそのままセルフケアを続けていても良くならない理由について
前項の「ストレッチやマッサージといったセルフケアで効果を感じられない3つの理由」でも書きましたが、関節ケアの理論を取り入れないで一生懸命セルフケアをしてせっかく頑張っても効果が得られにくいとお話ししました。
ストレッチやマッサージでセルフケアしても改善できない理由として僕が挙げているのは
- (力が)強すぎる
- 適切なアプローチになっていない時がある
- 筋肉が原因でない場合が多い
と考えているためです。
実際僕が見てきた患者さんのほぼ全員(脳血管障害で麻痺があって筋肉が正常に動かせない人たち含む)が関節ケアをすることで単に筋肉だけをアプローチするよりも軽く・正確に動けるようにできたという経験を持っているためです。
関節ケアには難点もあります
と、ここまで関節ケアの重要性を説いておいて大変申し訳ないのですが、関節ケア(関節治療)は勉強したプロでないと効果を発揮させることが困難なのです。
つまり、あなたが単独で行う事ができないと申し上げているようなもの。
もちろん、上記の関節ケアの方法を見よう見まねでやることはできます。しかしそれではあなたの悩みを解消するには少々心もとないと思われます。
でも、リモートでポイントを指導しながら行う事で効果を得ることが可能です。
最初僕も「そんなことはできないだろう(できたら勉強してきた意味がないじゃないか(笑))」と思っていたのですが、実際にリモート治療を行って試したところ身体の軽さと痛みの改善を叶えることができました。
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これによってプロの視点での身体の動きの分析と、あなたが思ってもいないような隠れた原因を見つけ出す事で別角度のアプローチが可能になります。
実際にあった例ですが、首が辛いという事で身体の動きを見させてもらったところ原因が腰にあるような感じだったので腰の運動(関節ケア含む)をやったところ、本人の思った以上の効果が得られました。
単なる運動という枠組みを超えて、身体の動きから原因を推察・特定し本当の原因にアプローチするので効果が高いのだと自負しております。
また、「本人では気づけない」という部分がとても重要です。これが何を意味するかというとあなたが効果があると思っていやっていることが実は見当違いだったなんてことも実はザラにあるため。
臨床経験18年以上の理学療法士である僕だからこそ、経験豊富な知識と視点であなたの本当の問題点を発見し、適切な対処法をお伝えできるんです。
さらにやり過ぎなどのケガや身体を痛めるリスクも軽減するので一人でやるよりも圧倒的な効果が得られます。
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筋肉も大事な要素ではありますが、土台である関節ケアをしっかりしないと身体を支えることができずに、筋肉の働きも悪くなってしまうというのがお分かりになったと思います。
ストレッチやマッサージもセルフケアでは取り組みやすい方法なのですが、関節の事を考慮しないとかえって悪くする可能性もあるため、注意して行ってください。
もし、分からないことやご質問などあればお気軽にご意見をお寄せくださいね。
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