シルクは敷居が高いと思っていましたが来てみるとめっちゃ快適なのにカルチャーショックのPTグッチです。
普段肌着の素材は何をお使いですか?
肌が敏感だったり、アトピーなどで摩擦でかゆくなるなどの悩みを持っているのであれば、シルクがいいって知っていますか?
実はシルクには肌が弱い人などに良い特性がたくさんあるんです。
また、普段着にも良いのですが寝る時に使用しても睡眠が深くなるという効果も。
今回僕がシルクの肌着を購入したので使い勝手と購入前に知っておきたいことについてご紹介します。
シルクの肌着がアトピーなどの肌の弱い人にオススメな5つの理由
肌着は肌に直接触れるので素材には気を使っている人も多いと思います。
一般的には
- 合成繊維
- 綿
- 絹(シルク)
がありますが、ユニクロなどに代表される速乾・発熱の機能性下着に使われる生地は機能面としては良いのですが、着用しているとどうしてもかゆくなってしまう人も多いです。
無印の衣料品は基本綿なのでそちらを愛用している人もいるでしょう。
そして、シルクですが上記の合成繊維と綿のいいところ取りの機能を持っています。
つまり、
- 肌触りがサラサラ
- 軽い
- 汗を吸い乾きやすい
- 静電気を防ぐ
- 夏は暖かく冬は暖かい
という機能があります。
特性1.肌触りがサラサラ
シルクは肌を構成するたんぱく質に近い組成でできているので、肌触りがサラサラで擦れにくいのが特徴です。
綿でも肌にこすれてかゆくなるという人には最適な素材になっています。
皮膚への刺激は他の素材と比べて段違いに少ないのが最大の特長です。
特性2.軽い
個人的な感覚ですが、記事の重さとしては綿>合成繊維>シルクといった感じ。
綿は肌にはいいかもしれませんがやや重たく、汗をかくと重くなる感じがします。
シルクの軽さは日中動く際には気にならず、夜寝る場合にも動きを邪魔しないので快適な寝返りをすることが可能です。
特性3.汗を吸い乾きやすい
僕の中で意外だったのがこちら。
薄くて軽いのであまり汗を吸収することは期待していなかったのですが、寝る時に身に着けていると結構汗をかきますが、起きた時に肌にべっとり張り付く感覚がなかったんです。
常にサラサラしていて肌への負担が少ないのが実感できました。
特性4.静電気を防ぐ
先ほど挙げた3つの生地の中で一番静電気が起きやすいのは合成繊維です。
シルクはこの中でも断トツに静電気が起きこりにくい特性を持っています。
いずれにせよ何をとっても肌への負担が少ないという事が言えます。
特性5.夏は暖かく冬は暖かい
以前タイなどの熱帯に住む人の衣装を見たことがあったのですが、その中でシルクを身にまとっている人がいました。
現地に住む人は「これ(シルク)が一番楽で過ごしやすい」という事を言っていてずっと気になっていたんですよね。
身に着けてみたら本当にその通りで快適でした。
夏は汗を吸うことで涼しく、冬は静電気を防ぎ保温効果もありました。
接触冷感も感じながら冬は冷たくないという不思議な感触。
僕が購入したサイトはコスパ良く購入しやすかったです。お試しにピッタリ
僕が購入したサイトはSIL-VENDERというサイト。
シルク専門店です。こちらのサイトのサイズ感はやや大きめを選ぶのがポイント。
画像はMですが、ややピッタリな感じがしました。
きちんとお手入れ方法を書いてくれているのも好感ポイント。
こちらは包みからそのまま出した図です。
気になる人は一度洗ってから着るといいかもしれません(洗った方がサラサラ感が実感できるかも)。
シルクならではのデメリットもあるので、許容できるかがポイント
さて、ここまでシルクのメリットを書いてきましたが、全てに万能ではありますが、もちろん良い所だけではありません。
シルク製品を購入する前にぜひ知っておいて欲しいことは以下
- 洗濯機では基本洗えない
- 脱水機も避けた方が良い
- 値段はややお高め
- 生地が薄いので扱いに注意
デメリット1.洗濯機では基本洗えない
綿や合成繊維とは違って一緒に洗濯機に放り込んで洗う事ができません。
シルクは記事が非常に繊細なので、洗濯機に入れて洗ってしまうとシワになったり、最悪生地が痛んで寿命が短くなったり、表面の光沢が消えたりしてしまいます。
確かに面倒極まりないですが、ケアをしっかりすればその分応えてくれる素材なので、大事に扱いましょう。
洗剤はオシャレ着洗いのエマール 洗濯洗剤 リフレッシュグリーンの香り 本体(500ml)がオススメ。
押し洗いをして水気を取る際も絞らないように気を付けましょう。
デメリット2.脱水機も避けた方が良い
洗濯機が使えないことは上記の通りで、さらに脱水のポイントは
ついつい水気を取る際には固く絞ってしまいがちですが、それをやると生地が痛んでしまいます。
乾かす際には特別なタオルは必要ないですが、干す際のハンガーは幅広めの方が首元が痛まずに済みます。
幅広いタイプを選ぶことにより干した際の伸びを防止します。
また、直射日光は避けないとこれも生地を傷める一因になるので陰干し(部屋干し)がマストです。
ハンガーにかける前にタオルで水分を取ってからかけ、タオルで余分な水分を取ります。
乾くのは早いのですが、水分はよく取りましょう。
デメリット3.値段はややお高め
他の生地と比べてもややお高めです。
そして、取り扱いもやや気にしないといけない部分が多いですね。
今回が僕も初めてのシルク生地なので、どれだけ保つのかも現時点では不明です。
デメリット4.生地が薄いので扱いに注意
ものによるとは思いますが、記事が薄手です。
自宅で肌着として着る分には全く問題はありませんが、僕が購入したものはご覧の通りスケスケです。
インナーとして扱う分にはアウターには響かないので問題はありません。
主に洗濯や保管法に注意しましょう。
シルクには睡眠の質を高める効果もある
上記まででメリットが伝わったかとは思いますが、実はシルクには睡眠の質を高める効果があるんです。
- 肌への負担が軽い
- 汗を良く吸う
- 温度調節が高い
- 軽い
ということで、肌着だけではなく、寝間着としても優れた機能を誇っています。
なんと下着メーカーのワコールから発売されているパジャマがあるんです。
5分・7分とサイズが色々ありますが、オススメは上記の10分丈。
僕も気にはなっていたのですが、洗濯が面倒ということでTシャツからのトライアルです。
まとめ
シルク生地は本当に優れた素材です。
ただ、その分取り扱いには面倒な部分もありますが、着心地や肌への負担を考えると衣擦れを起こしにくくアトピーや敏感肌の方にはとてもオススメです。
今の肌着で不具合がある場合は少々値が張っても快適に過ごせると思うので、是非使ってみて下さい。
コメント