頭痛の原因を場所・部位別で理学療法士が解説。オススメ対策・予防

デスクワークの不調解消法
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頭痛には3つの種類があります。できるだけない方がいいですが、頭が痛い場合にはこちらの記事が参考になればと思います。PTグッチです。

「頭が痛い!」と言ってもどのように痛むかで原因や部位に違いがあります。

できれば頭痛なんてないに越したことはないのですが、あのズキズキの原因を突き止め、改善することができたら良くないですか?

今回はちょっと医療職の知識強めの頭痛の原因を部位別にご紹介していきます。

ちなみに、原因不明の頭痛で悩みの場合に理学療法士がオススメする対処法についてはこちらにまとめています。

頭痛の種類別対処法

頭痛のタイプとしては

  • 片頭痛
  • 緊張型頭痛
  • 群発(ぐんはつ)頭痛

がありまた、

  • 一次性頭痛(特に明確な病気があるわけではないのに繰り返し起こる頭痛)
  • 二次性頭痛(病気が隠れていたり原因で起こる頭痛)

にも分けられます。今回の記事は主に一次性頭痛に関してお話していきます。

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片頭痛

片頭痛は20~40代の女性に多いです。この発生メカニズムはまだ未解明ですが、原因として有力なのが頭の中の血管が広がって(三叉-さんさ-神経にも)炎症が起きることで起こると考えられています。またストレスや疲労、女性に多いことから女性ホルモンの崩れが関係していると推測されます。

日常で起こる頭痛は脳梗塞などの病変や前兆ではないですが、生活や仕事の大きくパフォーマンスを下げる辛いものです。

片頭痛の症状と痛み方

月1~2回の頻度でこめかみから側頭部にかけてズキズキと脈打つような痛みが特徴で、光・音への過敏やチカチカする光(めまいや頭痛の際に見えるもの)が見えるといった前駆(ぜんく)症状を伴う人もいます。

前駆(ぜんく)症状とは、前もって起こる症状のこと。頭痛の場合は痛む前に「なんか調子が悪い」「光や音への過敏な反応が見られるなどの異変」が起こります。

原因は王道のストレス(血行不良を伴う)や睡眠不足による疲労の蓄積、食生活(栄養バランス、深酒)の乱れなど様々。低気圧による頭痛(天候や気圧の変化によるもの)も片頭痛持ちさんに多いです。

低気圧による頭痛は別名【天気病】とも呼ばれています。天気病(痛)に関して詳しく知りたい場合はこちらの記事がオススメです。

また、ストレスや心理的葛藤から解放された瞬間にも起こりやすいため週末頭痛、という別名もあります。

対策と予防に関して

片頭痛は以下の

  • 発作時
  • それ以外

というタイミングがあります。慢性関節リウマチのように(炎症が優位で)痛んでいる時は無理をしないのが得策ですね。

発作時は暗く静かな場所で安静にすることと患部(こめかみ~側頭部)を冷やすことが有効です。

痛み止め(トリプタン製剤)薬も効果的ですが、月10回以上(3日に1回程度は多いですよね)使ってしまう薬の濫用(らんよう)はむしろ頭痛を増悪させるため、医師と相談しながら適切に内服することがポイント。

市販の頭痛薬は手軽に手に入りやすい分濫用を招いてしまう恐れもあるので、注意が必要ですね。困ったら薬剤師や医師に相談しましょう。

対処法としては発作時の治療と予防の2つがあり、

発作時は炎症が主体と書きました。炎症が起こっているときは「血管が腫れ上がって拡張している」ということなので、血管の拡張を防止する(収縮させる)ことが有効です。

炎症時のベストな対策についてはこちらにまとめています。参考までにどうぞ。

一般的には温めることは有効とされていますが、片頭痛では炎症が主体なため血管の拡張をさらに増長させてしまい逆効果なので注意が必要です。

発作時以外の対策としては、生活習慣の改善やストレス要因をなるべく遠ざけることと、疲労感・生あくび・光や音への過敏などの前駆症状に気づいたらできるだけ静かで暗い(刺激のない)場所に移って座る・横になるなど早めに安静を取ることが効果的です。

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緊張型頭痛

緊張型頭痛は締めつけられるような持続性の頭痛が数十分~数日間続くことが特徴です。中年以降の世代に多いとされていますが、最近は在宅勤務などの影響で家という環境でも仕事に晒されているストレスフルな状態が多い若い世代にも増えています。

緊張型頭痛の症状と痛み方

原因は身体的原因・精神的原因の2つに大きく分けられます。

デスクワーク・在宅ワークが原因の中心ということで察しがつくと思いますが、パソコン作業で同じ姿勢でいたり、疲れが溜まってくると徐々に頭や肩の筋肉が緊張してきます。

仕事が関係ないとしても普段のテレビを見る姿勢やスマホ首などで知らず知らずの内に頚~肩に負荷をかけてしまっているかも?

筋肉の膨隆(張りやこりで腫れ上がること)で血流が阻害されることで流れが滞り疲労物質の乳酸などが溜まることで凝りや痛みを発生させます。

また精神的な原因としては、家にいることで家にいても気を張った状態でいなければならないことと仕事に集中できない環境(特に子供がいたり、集中して作業することができない場所)に長時間いると緊張した状態が長時間続くので、

その持続的なストレスがさらに筋肉を緊張させ、精神的にも気が休まる空間がないことで痛みを引き起こすとされています。さらに発生した痛みそのものがストレスになる悪循環に陥ってしまう人もいます。

対策と予防に関して

このケースの頭痛を改善させるには、凝り固まった筋肉をほぐし、血流を改善させることが重要です。頚~肩(肩甲骨周囲)の筋肉を延ばす他に、入浴や運動によって症状を改善できます。

パソコン作業にありがちな長時間のうつむき姿勢や同じ姿勢の保持、画面の一点をじっと見つめてほとんど動きのないために起こる眼精疲労も緊張型頭痛の原因となるため、在宅勤務中の姿勢などを見直すことも予防の1つとなります。

片頭痛とは違って筋肉の張りや凝りが原因のため温めるのは効果的です。また、場合によっては湿布などで冷やすこともオススメです。

群発(ぐんはつ)頭痛

こちらは女性よりも男性に多いものです。まれな症例のようですが参考までに。首奥深く、目の後ろを通っている内頸(ないけい)動脈が拡張し(腫れ)て炎症が起きるためと考えられています。
こちらの主症状も【炎症】ですね。

群発(ぐんはつ)頭痛の症状と痛み方

目がえぐられるような激しい痛みで、必ず頭の片側に起こります。一度症状が出ると1~2か月間、ほぼ毎日、同じ時間帯に頭痛が起きるのが特徴。多くの場合痛みは15~180分程度続きます。

決まった時間帯に症状が出るために体内時計が関連しているのでは?という話もあります。また病む時間も比較的長いので仕事にならないことも。

対策と予防に関して

群発頭痛に関しては予防(ならないこと)が第一です。

今のところ考えられる対策は以下。

・頭痛が起こりそうになったら窓を開け、風通しの良いところで深呼吸をする
・痛むところを冷やす
・鎮痛薬を飲む
・我慢できなければ病院を受診する
・暗所で安静にする

痛み止めもほとんど効果がないようです。酸素吸入やスマトリプタン(イミグラン)の注射が即効性があるようですが、個人では対処できないため病院に罹りましょう。

運動・入浴・飲酒は炎症をさらに増悪させる可能性があるので禁止(シャワー程度なら清潔を保つのに良いかもですが)。安静と受診による対処がポイントですね。

群発頭痛に関して悩みを抱えた人たちのサイトがありますのでご紹介します。

痛大学

群発頭痛対策編

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オススメ簡単にできる対策

炎症反応を除いた頭痛に限定されますが、筋肉の凝りや張りを改善することで予防・対策することができます。また運動をすることで気分のリフレッシュにもつながるので日々の生活習慣に取り入れてみてください。

また、頭痛は男女問わず自律神経失調症とも密接に関わっているのでこちらの記事も参考になります。

ストレスを溜めないためにオススメな方法

  • 好きな香りをかぐ
  • ぬるめのお湯にゆっくり入る
  • 定期的な運動をする
  • 深呼吸する
  • 大声を出す(カラオケ・おしゃべり等)

頭痛を改善するための運動・体操について

主に頚~肩甲骨周囲の筋肉をほぐしていきます。また眼精疲労によっても起こるので目を動かす体操もオススメです。

簡単にできる肩のこわばりを抑えるコツ。緊張と緩和(ホールド&リラックス)法
デスクワークによるパソコン作業で疲れた目をほぐす方法を理学療法士が教えます。目の周りの筋肉の簡単エクササイズ

耳を動かすのは咀嚼筋(そしゃくきん)噛む時に使う筋肉とも関連しているので、側頭部など痛みを感じる場合はやってみてください。

簡単にできるめまい対策。内耳のマッサージで天気痛を解消

まとめ

頭のどこが痛いかでおおよその原因がつかめてきます。それによって種類別の対策と予防について書いてきました。

ほとんどの原因はストレスや筋肉の凝り・張りによって引き起こされているので日々の生活習慣やちょっとした対策によって軽減・改善させることができると思うので、是非行ってみてくださいね。

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