仕事柄便秘の人には良く相談されるPTグッチです。
老若男女問わず便秘についての悩みは良く聞きます。
原因も様々ですが、薬に頼りたくないって人も多いと思います。
薬(便秘薬)を使うと確かに出るかもしれませんが、薬に慣れてしまったり身体への負担も実は大きなものになっています。
そこで、今回は身体に負担の少ない方法でお通じを改善させる方法について書いていきます。
そもそも便秘の状態の定義とは?
よく「お通じがない」と言いますが、どれくらいの期間お通じがないと便秘と言われるのでしょうか?
ひょっとしたら正常な範囲なのに、過剰にお子さんが心配するケースもあります。
では医療者が「便秘」と考えるお通じのない期間がどれくらいなのかというと
「ええ?私普通に毎日出てるんだけど便秘!?」
「おれは5日間出てない!」
など驚かれたかもしれませんね。
老若男女と言ったのは排便があっても残便感があったり、スッキリした感じがなかったり。
若い世代の人でも3~5日間はお通じがないケースもよくあるんです。
ただ、それが1週間となると危険信号かもしれません。
便秘の原因は人それぞれ
一口に便秘と言ってもその原因はたくさんあります。
- 加齢による内臓機能の低下
- 疾患の影響によるもの
- 食事量が少ない
- 生活習慣
- 腸内環境
- 肛門周囲で固まってしまっている
この中で80代の高齢者には病気によるものを除けばほぼすべてに当てはまります。
若い人でも生活習慣や食生活が乱れれば簡単に便秘になってしまいます。
しかし、高齢者でも若い人でも共通する部分はほぼ一緒であることが多いです。
それが
- 生活習慣
- 腸内環境
です。
若い時にお通じがしっかりあったのに年を取ってから出にくくなってきたという場合は腸内環境が悪くなっている可能性が高いです。
また、食生活などでも食が細くなったり、好みが変わって味付けや食べるものが変わった(または変わっていない)ことによっても結構敏感に変わることも。
食べてなけりゃ便の元はできない。高齢者あるある。
上記で少し触れましたが、年を取って食が細くなるのはある程度は仕方ないことです。
元々水を飲まないという習慣の方も良くいます。
でも、お通じがないことに敏感になりすぎて肝心の便の元を作り出せるほどの食事をしっかり摂れているか?という事も重要です。
食事を作るのが面倒になってきたとか、火の元が心配とかで料理をすることを止められているケースもあるかもしれません。
楽だからと言ってコンビニ弁当とかインスタント食品ばかりでは栄養も偏ります。
糞という感じがありますよね。
これは米が異なることによって糞という感じになります。
食べ物のカスがこれに該当しますよね。
大体24~72時間前くらいの食事が便になると言われています。
便秘薬は使った方がいい?使用をオススメするケース
さきほど「疾患の影響以外」と書きましたよね。
お通じがない人は病気の影響があるケースももちろんあります。
代表的なのが
- 脳梗塞(麻痺による筋肉や内臓の動きの低下)
- パーキンソン病(をはじめとした神経難病)
- 腸閉塞(イレウス)
- 寝たきり状態(自分で身体を動かせない場合)
こうなると便を排出する機能が損なわれてしまうので下剤で排便コントロールをする必要があります。
いわゆるフン詰まりで体調を崩してしまう場合があるためです(最悪の場合排便ショックといって血圧が急激に下がり亡くなってしまうケースも)。
きっとこれらの場合はかかりつけ医が投薬でコントロールしてくれていると思うので、健康な高齢者の場合はあまり心配いりません。
ちなみに便秘薬をオススメしない理由については別記事にまとめてあります。便秘でも下剤は飲むな?便秘薬をオススメしない4つの理由を理学療法士が解説
でも、健康なのに1週間もお通じがないと気になりますよね?
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CMなどで「自然な排便」と言われていますが、当然薬を使っての排便は不自然なことです。
では自然な排便とはどういう状態なのでしょう。
- 習慣化されている(朝ごはん食べたらトイレに行きたくなる)
- いきまなくても出る
- 薬(便秘薬)を使わない
ということが考えられます。
手っ取り早く便を出したいなら市販薬を飲むのが一時的には良いかもしれません。
しかし、長期的に便秘薬を使うにはリスクがあります。
一般的に薬を常用すると以下の問題が起こりやすいと言われています。
- 薬に耐性が付く
- より強い薬でないと反応しなくなる
- 自然な排便ができなくなる
- 身体への負担
- 水分が大量に排出されてしまうリスク
で、自然な排便には何が重要か。
それは最初に書いた腸内環境です。
薬を使う場合は即効性を求めますが、自然な排便リズムを構築したい場合は逆効果になってしまいます。
薬を使いたくない場合には腸内環境を整える必要があります。
そこでオススメなのが便通を改善するオリゴ糖食品『カイテキオリゴ』です。
カイテキオリゴがオススメな6つの理由
カイテキオリゴには6つの特徴があります。
- オリゴ糖であること(甘さが砂糖の4分の1)
- モンドセレクション受賞
- 健康食品であること
- 機能性表示食品
- 北海道産のてん菜から天然抽出
- 子供・妊婦・授乳期にもOK
オリゴ糖は善玉菌(ビフィズス菌)のエサとなることで、腸内環境を整える働きをします。砂糖を使わないので安心して摂取することが可能です。
機能性表示食品として便秘改善を謳えるようになりました。一般的な健康食品は薬ではないので効果を記載することができません。
しかし、機能性表示食品は効果を証明されているため信頼度が違います。
食品の中から選ばれたたものだけがもらえるモンドセレクションも受賞しています。
一見矛盾するようですが、健康食品は薬ではなく食品なので薬のように副作用を心配することがありません。
したがって、小さなお子さんや高齢者、そして妊婦の方でも安心してお飲みいただけます。
まとめ
薬はいい面もあれば毒にもなります。
都合の良い所だけ切り取って「いい作用がある」と思っていると思わぬしっぺ返しを食らう事も。
できるだけ自然のものとリズムで出したいものですね。
腸内環境を整えて快適で元気に暮らしていただければと思います。
また、運動によるセフルケアでも便通は改善できます。詳しく知りたい場合は長年頑固な便秘で悩んでいる人は理学療法士作成の運動療法で改善しようを参照してください。
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