坐骨神経痛はストレッチで悪化する?正しい対処法について療法士が伝授

不調を改善する運動と健康増進法
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PTグッチ
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ストレッチのせいで痛みを増悪させていることって多いと思っているPTグッチです。

坐骨神経痛になって対策として一所懸命ストレッチをした結果却って痛みやしびれが増したという経験ありませんか?

PTグッチ的には「ストレッチはしないで」と言っています。理由については動画でも説明しているし「ストレッチはNG」について記事内で書いています。

それだけストレッチだけに頼るのは危険だという事を頭の片隅にい置いておいてこの記事を見ていってください。

本記事では坐骨神経痛に対してどのような運動や体操などの対処法が適切なのかについて説明していきます。

坐骨神経痛について

坐骨・座骨どちらでも同じ意味です。

坐骨神経と言われる腰神経叢(ようしんけいそう。束の事)がつま先まで伸びています。これらの中の一部や中枢側(身体の中心や深部)が何らかの原因で痛むことの総称です。

正確には坐骨神経痛という診断名はありません。しかしながらこちらの呼び名の方がピンと来る人の方が多いのではないでしょうか?(五十肩・四十肩みたいに)

太ももの裏から外側、足のつま先まで広範囲・もしくは一部が痛くなったり、しびれたりする症状が主な症状です。

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ストレッチで悪化する理由

ストレッチをする前にちょっとこちらを見ておいて欲しいことがあります。それは【筋肉が固くなるのはなぜか?】という理由です。

例えば、骨折時腫れるのは患部がそれ以上動かなくなるようにする一種の作用(防御)によるものなのです。

この作用が筋肉で起こることを【防御収縮】と言います。この記事で詳しく「ストレッチをしてはダメな理由」について書いているので見ておいてください。

ちなみに筋肉は延びる機能と縮まる機能がありますが、延ばされる場合筋線維がダメージを受けないようにある程度の余力を超えると筋肉はそれ以上引き延ばされないように固くなる作用(伸張反射)があります。

固くなるのは生理的な現象なので仕方がないのですが、この作用を無視して引っ張り続ける(ストレッチする)と筋肉は大きなダメージを受けてしまいます。

だから、ストレッチはNGとしているんですよね。

ちなみに一般の人が言う「ストレッチ」って筋肉を延ばす運動と捉えている人が大半(きっと98%以上の人はそう解釈しているハズ)だと思います。それ自体が間違っているワケではないのがややこしい点ですね。痛みを感じない程度で筋肉を延ばすのは全然OK。痛いのに無理やり延ばすのがNGという解釈でいるといいですね。

こちらの動画ではより詳しく動画で解説しています。

ただし、筋肉や関節を正しく延ばす方法ならOK。きちんと勉強している人に指導を受けるか、治療してもらうのがポイントです。
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正しい坐骨神経痛改善のための運動とは?

坐骨神経痛の患者さんに対して行う運動・体操(リハビリテーション)は以下。

  1. 腰痛体操(柔軟性確保)
  2. 筋トレ
  3. 温熱療法
  4. 対症療法

詳しくはこちらの記事で解説しています。

また、上記の写真の通り坐骨神経が出ているのは筋肉の間からです。その筋肉が何らかの原因で身体を守るために防御収縮によって膨隆(膨れること)するとどうなるか考えてみましょう。

肩こりでさえ筋肉がカチコチになったら血行が阻害されて痛みを引き起こしますよね?今回は神経が間近にある内部の環境です。

となると、神経を圧迫することやその周辺の血管まで圧迫していることが予想されます。

関係する筋肉は梨状筋(りじょうきん)・双子筋(そうしきん)・閉鎖筋(へいさきん)などなど。このことから梨状筋症候群なる呼び方もあります。

梨状筋・双子筋・閉鎖筋の働きは股関節を動かすこと(曲げる、内に閉じる・捻る)です。なのでやはり股関節の柔軟性はとても大事。

ですが!あくまで筋肉の柔軟性は適切に延びることと縮まることが機能の最たるものです。その筋肉がただ張っているのか防御収縮によるものか(それならば原因は何か)、運動不足によって固くなっているだけなのかを判別しないといけません。

  • ただ張っている
  • 防御収縮によるもの
  • 運動不足によって固くなっている

原因1.ただ張っている

疲労や負荷がかかった場合に筋肉が固くなるケースがあります。これには筋肉痛によるものも含みます。

この場合は疲労を抜いて筋肉に負担をかけなければ自然と治っていくと思われます。しかし、継続的に負荷をかけ続けると原因が改善しないので痛みやしびれが続く場合があります。

基本的な対処法は温めて(筋肉痛の場合は一時的に冷やしてもOK)、筋肉を休ませてあげた後に柔軟体操を行うのが良いですね。ここで挙げるケースのほとんどはこの対処法でOKだと思います。
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原因2.防御収縮によるもの

「何らかの原因」で筋肉が身体を守ろうとしている作用が出てる状態です。

こちらの原因1.と同じ理由で起こる場合があります。しかし、上記よりも一歩症状が重いケースです。

股関節は荷重関節(自重を支える関節という意味)なので、歩いたり立ったりすると当たり前ですが負荷がかかります。なので完全安静というのは難しいのですが、できるだけ安静を保てると良いですね。

片側だけに負荷がかかっていたり姿勢が悪い場合にも防御収縮は起こるので、姿勢や生活習慣を見直すことも大事かもしれません。

神経そのものが侵される病気でない限り神経が痛むことは稀です。

原因3.運動不足によって固くなっている

加齢とともに筋肉や関節は硬くなっていきます。元々の運動習慣や体質(筋肉や関節が固い)が関係します。

腱板断裂のように加齢によって神経の通り道が狭くなるケースもあるので、日頃の運動習慣がモノを言うことになります。

筋肉が固くなることでスムーズに動いていた神経と通り道が狭くなったりすればそれだけ神経に障ることにつながります。

まだまだ柔軟性は高めることができるので、ゆっくりとでいいのでじんわり筋肉を延ばしてあげましょう。

まとめ

坐骨神経痛に限らずストレッチは行うべきではありません。

筋肉が痛みや不調の原因でも筋肉が固くなっているのは身体を守るためです。守るために頑張っているものを無理に引っ張ればより痛みが強くなったり、しびれ感が強くなったりしてしまいます。

薬も「用法と容量を守って正しく使う」と言われています。運動もただがむしゃらにやればいいというワケではないので正しい知識を身に付けて対処してもらえれば良い結果を生むと思います。

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