マッサージの仕方を教えてくれとよく言われるPTグッチです。
辛い痛みの対症法ナンバーワンのマッサージ。でもマッサージしてもあまり効果を感じたり、治ったことないと思います。
マッサージは確かに気持ちいいですが、原因が筋肉以外の場合「気持ちよかったけどまた戻った」なんて経験をしていることと思います。
今回はマッサージで改善しない理由と、僕がよくオススメしているマッサージの方法と具体的な改善方法をお伝えします。
ちなみにマッサージと並ぶ2大セルフケアのストレッチについてもストレッチしても治らない!肩こりや腰痛でお悩みのあなたに理学療法士が教える改善方法に書いてあるのでそちらも併せてどうぞ。
- マッサージしたけど全然改善しなかった人
- マッサージをしたけど揉み返しを起こした人
- 具体的にどうしたら症状が改善できるのかを知りたい人
いわゆる「リハビリの先生」です。主に病院などでケガをしたり障害を持っている人に対して運動や物理療法(温めたり、電気刺激を入れたり)を用いて運動機能を改善するお手伝いをする国家資格を持っている白衣(最近は違う所も)を着ている人の事。
マッサージで改善しない本当の理由
マッサージで改善しない原因の際たるものはこりや張りの原因が筋肉にない場合です。
ちょっと、いやかなり分かりにくいと思うので原因についてお伝えしますと
- 筋肉の張りやこり
- それ以外
とざっくり分けます。
ちなみに「その他」と書いていますがこちらの原因がほぼ8割ですね。
その理由については肩こりだけじゃない!治りにくい原因は複数の症状が関連しているからや肩こりや腰痛の原因は痛いところにはない?関連痛は別の場所で起こるで書いているので読んでいただけれだと思います。
単純なこりや張りならマッサージでも改善できる
例えば筋肉を使いすぎた場合、乳酸(疲労物質)が溜まっているのでマッサージをすることで老廃物や疲労物質を排出してあげることで改善ができます。
ただし、炎症による慢性的な痛みが続いている場合は湿布などの消炎鎮痛剤を使用するのが最優先。
湿布をどこに貼ったら効果的?という疑問にお答えしたのが五十肩になったら動かさず湿布で炎症を抑えよう。貼る効果的な場所という記事。ちなみに五十肩となっていますが貼る場所は同じでOK。
先程も書きましたが、「それ以外」の原因にはこの炎症も含まれるので判断が難しいかもしれませんね。
「気持ちいい」は改善とは関係ない
マッサージしてもらうと気持ちいいですよね。それ自体は全く同意です。
ただ、僕は個人的にはマッサージされた方が痛い(やり方悪いなども問題点もありますが)ので、マッサージはほとんどやりません。
気持ちいいのは揉んだことによる刺激と実際にほぐれている血行改善による効果です。
ただし!ここで大きな問題があります。それは
この現象が起こる原因は
- マッサージ自体が身体にダメージを与えている
- 原因に対してアプローチできていない
ため。
特に「マッサージ自体が身体にダメージを与えている」という部分ビックリしました?(笑)
もしかしたらあなたは整体やマッサージでこんなこと言っていませんか?
筋肉がゴリゴリに張っているのでガッツリマッサージしてください
痛くても我慢するのでこの張りやこりを何とかしてしてください!
って。
筋肉が張っているのは身体を守るためです。なのでこのバリア(筋肉のヨロイ)を無理に取り去ってしまうとまた身体を守るために筋肉がさらに固くなるという悪循環を生んでしまいます。
改善させるためには原因にアプローチするしかない
「揉んでも治らない理由は分かったけど、じゃあどうやったら改善するの?」ってなりますよね。
そこで僕が原因にアプローチする方法についてお伝えします。
その方法が「ストレッチ(柔軟体操)」です。
ただし、内容が異なります。僕は常々ストレッチはNGとお伝えさせていただいています。
なのでストレッチは効果なし?ストレスを与えると身体が固くなる理由は防御収縮や正しいストレッチ(筋肉を延ばす方法)の仕方を理学療法士が教えますを先に読んでいただくと理解が早いかもしれません。
ポイントは筋肉や関節の柔軟性を改善させること
肩こりや腰痛って筋肉がこったり張ったりしていますが、日常で身体を動かすことってありますか?
「運動」というとスポーツをイメージされる人が多いですが、そこまでの負荷ではなく伸びをしたり、軽く身体をほぐすラジオ体操くらいのものでもOK。
きっとそれくらいの運動でもしていないことに気づきました?
なので、改善への第一歩はまず身体が動く環境作りから始めてみましょう。
段階として
- 身体(筋肉や関節)がスムーズに動くような土台作り
- 動かせる痛みのない範囲でほぐしていく
- 筋肉や関節の柔軟性が得られてきたらもう少しだけ延ばす
というのが好ましいです。
よくやってしまいがちな失敗
ダイエットなどでもよく陥りがちな典型的な失敗が
- 1回で効果を出そうとすること
- 1回の運動量や負荷量が多すぎる
- 継続できない
ことです。どうです?「ギクッ」としましたか??(笑)
なので、調子を車や道具のメンテナンスをするように「セルフメンテナンス」をしましょうってお伝えしているんです。
PTグッチオススメマッサージ方法
とはいえ、マッサージ自体はちゃんとやれば良い効果を生んでくれるものなので、正しいやり方をお伝えしますね。動画がありますので参考にしてみてください。
ポイントとコツは
- 無理をせず
- ゆっくり
- 深呼吸しながらでもできる負荷
でやってみてください。
どうしても自分で症状を改善させることが難しい場合はご依頼ください
自分でマッサージしてみたものの、押したら痛くなった、どうマッサージしたらいいか分からない。力加減や自分の身体のクセって何?って色々疑問点が出てくると思います。
そういうケースも現場では多々見聞きしています。
例えば、マッサージのセルフケアをした時に揉み返しが良くあるなんて場合はバッチリ当てはまりますね。
またそもそも筋肉の部位などを言われても…って思いますよね。
さらに言うと、肩が痛い場合だって原因は肩じゃない場合もある(というかその方が多い)。ここに至ってはもはや一般の方には理解が難しい部分ですらあります(僕も勉強して「え!?そーなの?」ってなった覚えがあります)。
僕らは専門家で勉強してきているので共通言語としての理解と認識はありますが、一般の人に伝わるのは「肩のこの辺」くらいですからね。
そして、教えられても馴染みがないからすぐに忘れてしまうし、日々の忙しさに忙殺されてしまいます。そして、またその忙しい日々で身体が悲鳴を上げるという負の連鎖。
それら負の連鎖を断ち切りたい人は、是非僕を頼ってください。
あなたの身体の悩みをココナラで出品しているリモート整体のサービスで改善を目指します。
ココナラのサービスはネットを通じてあなたの動きを見ながら改善を目指せます
姿勢や動作を見ながら肩こり改善の運動を指導するサービスは
「マッサージの仕方が分からない」「どうやったら効果的にセルフケアができるんだろう?」「揉み返しが起きてしまうので改善したい」というユーザーのお悩みから生まれました。
ポイントは
- 自宅にいながら行える
- 外出することなく完結できる
- 専門家の目で確認して適切なアプローチを受けられる
- マッサージの方法やストレッチ(柔軟体操)などのセルフケアの方法もアドバイス
です。
実際にサービスを受けてくれた人の感想
実際にサービスを受けた方からは
今まで自己流でマッサージしていても良くならなかったけど肩が軽くなったし、セルフケアの仕方も教えてくれたので良かった。
運動した後身体がぽかぽかして汗ばんでいるのがわかりました。こまめに運動しますね。
やってしばらくは、背中に腕を回したときの痛みがだいぶ和らぎますね。腕を上げるのは全然苦じゃなくなりました!
というご意見をいただいています。
リモート整体の最大のメリット
- 直接やり取りするのでコミュニケーションが取りやすい
- 実際の動きを僕が見てあなた固有の問題に直接アプローチ
- 僕が質問をしてヒアリングするので自分では気づかなかったクセなどが分かる
- 自分に合った運動の加減や程度が分かる
特に実際の動きを見ながらという部分は僕の得意分野である「動作分析」が活かされます。
ちなみに、肩こりの場合バンザイしただけでもどこがこっているか分かります(笑)
不安な場合はお気軽にお問い合わせお待ちしています
「いきなりサービスに申し込みするのは心配…」という気持ちとてもよく分かります。
僕も人の身体を触ったり扱う仕事をしていますが、他の人に身体を触られるのには抵抗がありますもん(笑)
だからこそ、事前に不安を払しょくするためにもブログでもココナラでも遠慮なくお問い合わせしてください。
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姿勢や動作を見ながら肩こり改善の運動を指導します ビデオチャットであなたの肩こりの原因を動作を見ながら改善忙しいのでまずは自分でやってみたいという場合のご希望にもお応えします
先程のココナラのサービスはリモートで対面で行うものです。
なので、「顔出しは恥ずかしい」「リモートの時間やタイミングが合わない」という理由で自分でやりたいというご意見もいただいております。
そういう場合は僕が作成した「肩こり改善マニュアル」がお役に立てるかも。
こちらの最大の特徴はマニュアル化されているので体系的に学べて、ご自分の好きな時間でセルメンテナンスをやってただけるということ。
専門家がまとめているのでその知識をベースに自分のペースで進めていけます。
また、スケジュール帳(Googleスプレッドシート)なども載せてありますので、何をやったらいいか分からなくなったという場合でも見返していただけます。
やっぱり運動は継続してナンボのものなので、買って・見て満足という感じがと非常にもったいないです。大体21日間(習慣化するまでにかかる日数)を目安に書いてあるので是非ご参考までに。
内容はPDFでお渡ししていますが、
- 全52ページ
- 動画も掲載
- 専用ページもあるのでいつでもどこでも確認することができる
- 専用メルマガに登録
というラインナップであなたの肩こりの改善の一役買ってくれます。
まとめ
マッサージで改善しない理由についてと具体的な対処法についてお伝えしてきました。
僕が臨床で使用している運動についても書いたので参考になさってください。
身体に関しては不思議なことやまだ解明されていないことも多いので手さぐりになることが多いのですが、セルフメンテナンスをこまめに行う事でストレスを軽減し健やかな生活を送っていけると考えています。
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